青汁の代表的な主成分「ケール」の効果や効能とは
健康食品として知られる青汁。その材料として使われているのがケールです。ケールはキャベツの仲間で野菜の王様と呼ばれるほどに栄養素が豊富です。しかし、元々ケールは日本には存在せず、また食べ物ではありませんでした。では一体なぜケールが青汁の材料として使われ始めたのか、また青汁が一体どのようにして作られたかを見ていきましょう。
ケールと青汁の歴史
青汁が作られ始めたのは戦争真っ只中の日本で、食糧不足による栄養失調に悩まされていた時期です。その時にとある博士が生命力が合って至る所に生えている雑草を粉末にして水に溶かして飲んだことから始まりと言われています。そして、この青汁を飲んだ人たちは瞬く間に栄養失調が治ったということから、博士はこの青汁を研究し始めます。最初はキャベツの葉っぱ等を使っていたのですが、最終的にある野菜にたどり着きます。それがこのケールなのです。
当時のケールはオランダから持ち込まれた物で、オランダ人が持ってきたことからオランダナと呼ばれていました。しかし、当時は品種改良されて観葉植物として使われていたのです。博士はこのケールに目を付け、ケール100%の青汁を作ることに成功しました。そして時は流れ、最初は九州地方でしか飲まれていなかった青汁ですが、バラエティ番組で罰ゲームとして使われたことにより、知名度が上がり今に至るのです。
ケールの摂取におけるメリットや効果・効能
それでは、一体このケールの何がすごいのか見ていきましょう。このケールは上でも言ったように、野菜の王様と呼ばれています。そう、王様と呼ばれるだけの栄養素が含まれているのです。では、具体的にその効果を紹介していきます。
1.生活習慣病対策
抗酸化作用としては、まずルテインが挙げられます。ケール100g当たり21.9mg含まれています。活性酸素を抑制する効能があるので、生活習慣病や癌の予防にも有効と最近の研究でわかってきました。現代人には特に必要な栄養素と言えるでしょう。
同じく抗酸化作用として挙げられるのがビタミンCとE、フラボノール配膳体です。ビタミンCとEはお馴染みの栄養素だと思います。酸化を防いだりシミやシワの予防をしてくれるので、特に女性の肌には欠かせません。ビタミンCはケール100g中81mg、ビタミンEは100g中2.6mg含まれています。
2.目に良い成分
ルテインとビタミンAが眼精疲労や視力回復、パソコンやスマホのブルーライトで目を酷使している人に効果があります。又、ブルーベリー等目に良いとされるサプリの中にもルテインやビタミンAは含まれています。ビタミンAはケール100g中2,913µg含まれています。
3.便秘解消・ダイエット効果
便秘を防ぐのは、何といっても食物繊維ですね。ケールには水溶性の食物繊維が100g中0,5g、不溶性の食物繊維が3.2g含まれています。市販の青汁にはケールが含まれていますが、一度に多量に飲むとお腹が緩くなると注意書きがあるように食物繊維が豊富なので、頑固な便秘症の方にも向いています。毎日スッキリが叶えばダイエットにも効果的です。
4.良質な睡眠がとれる
ケールのメラトニンという成分は、普段は脳から分泌される良質の眠りを得るホルモンの一種なのですが、これは加齢と共に減少していきます。その為、寝つきが悪くなり、寝ても疲れが取れないと言った悩みが生じてきます。こういった症状にメラトニンは効果を発揮します。メラトニンはケール100g中4.200ng含まれています。
5.骨粗しょう症予防効果
ケールには緑黄色野菜の中でもカルシウム含有量がトップクラスです。ですから、中高年以降は骨粗しょう症予防の為に、特に毎日多目に摂取したい栄養素です。又、骨だけでなく歯も丈夫にしますから、子供にとっても大切な栄養素です。カルシウムはケール100g中220mg含まれています。
6.貧血予防・妊婦さんの健康促進効果
ケールには葉酸も豊富に含まれています。葉酸は身体の細胞が作られる時に欠かせない栄養素です。主な働きは貧血防止と胎児の成長を助けることです。葉酸は今は妊婦さんに欠かせない栄養素として知られ、1日に400µg摂ることを厚生労働省が推奨しています。普通の方は240µgです。ちなみに葉酸は胎児が神経管閉鎖障害を起こすリスクを抑える働きもしてくれます。葉酸はケール100g中120μg含まれています。
7.花粉症に効く
ケールに含まれるフラボノール配膳体という成分に抗アレルギー作用があることがわかっています。その為、花粉症をはじめとするアレルギー症状を段々と改善し、最終的に体質改善がなされれば、アレルギー体質が治ることもあります。又、フラボノール配膳体はポリフェノールの一種なので、ビタミンE同様高い抗酸化力があります。
8.高血圧予防に
ケールに含まれるカリウム等のミネラル分は、血圧の調整や心筋収縮の調整と言った働きがあります。不足すると高血圧、疲労感といった症状が出ます。高血圧の方はケールを摂ると、効果的です。カリウムの含有量はケール100g中420mgです。
このように、野菜の王様ケールは、高い抗酸化力で生活習慣病を防ぎ、身体の中から健康にしてくれます。青臭さや苦みが強いので、日本では青汁の中に入れるなど、ケールの葉をそのまま食すことは殆どありません。
ケールの摂取におけるデメリットや副作用
もちろん副作用もあります。まず、ケールに多く含まれているカリウム。このカリウムを大量に摂取すると、高カリウム血症になる可能性があります。この高カリウム血症は、肝臓に疾患を持っている人がカリウムを過剰に摂取すると、肝臓がカリウムを処理できなくなり、気分が悪くなるという病気です。また、青汁を飲みすぎるとお腹を下すこともありますので、いくら体に良いと言われていても、過剰に摂取することは逆効果にもなります。
ケールの味や飲み易さとは
このケール、確かに栄養素が豊富で体に良いのですが、味は栄養ほど良くはないようで、独特の苦みと青臭さがあります。そのため、このケールを使った青汁も同じように青臭く苦みが強いのですが、最近では飲みやすくするために改良され、昔ほどはまずくはないようです。しかし、今でも美味しくないことは確かです。しかし、良い薬はまずいという言葉もあるように、やはり健康の為にはある程度の我慢は必要という事ですね。
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